里山でジャズ!Basic合宿と成果発表

JAZZ-21プロジェクトでは恒例のゴールデンウィークの2日間を利用したジャズ合宿。今年も湯涌創作の森で開催しました。
お天気にも恵まれて、里山の自然に囲まれた環境で小学生・中学生のBASICメンバーが2日間を共に過ごしました。

湯涌創作の森入り口
湯涌創作の森入り口

 

この合宿の目的は、メンバー同士の親睦を深め、ジャズや楽器の理解を深めることです。最後の湯涌温泉ステージでの成果発表ライブを良いものにするために、講師とメンバーと濃いジャズ時間を過ごしました。

パート練習、合奏、基礎講座、メンテナンス講座など普段の講座ではなかなかできないことも時間をかけて体験しました。

準備が出来たら皆で練習!
準備が出来たら皆で練習!
こちらは楽譜の読み方などを習う
こちらは楽譜の読み方などを習う
メンテナンス、トランペット
メンテナンス、トランペット

 

そして、休み時間は子どもらしく、里山の自然に心を解放して、たくさん遊びました。

休憩時間は遊ぶ!
休憩時間は遊ぶ!

 

夕方は湯涌温泉の総湯で汗を流し、みんなでご飯を食べたり、寝たりと、ワクワク楽しいことばかりで、テンションが上がりまくりの子ども達でした。

夕食前に湯涌温泉でお風呂!
夕食前に湯涌温泉でお風呂!
寝る気無し!!!
寝る気無し!!!

 

ジャズや楽器に向かう姿勢は真剣で、疲れを見せずに最後の成果発表ライブも力を出し切っていました。アンコールまでいただき、湯涌温泉街に泳ぐこいのぼりもスウィングしていました(笑)

午後から湯涌温泉野外ステージにて成果発表!
午後から湯涌温泉野外ステージにて成果発表!
緊張するけど頑張ってます
緊張するけど頑張ってます
懸命に演奏しました
懸命に演奏しました

 

子ども達は仲間と2日間を共にして、音楽の絆も強くなったのではないかと思います。
講師として、子ども達のキラキラした眼差しが活力になり、有意義な時間を過ごすことができました。BASICの将来がとっても楽しみです♪

今年のBASICをご期待ください!!!

(コーディネーター、Tp講師:藤本美和)
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思い返せば昨年の合宿は雨でしたが、今年はこんなさわやかな日はないんじゃないかと思えるくらい、気持ちの良いお天気でした。そんな陽気の中、屋内での授業なんてもったいないと思いつつも、朝から晩までジャズざんまい(?)の2日間をベーシックのメンバーと過ごしました。2日目に成果発表ライブも控えていたので、皆自分のパートにさらに磨きをかけるために一生懸命練習していた姿が印象的でした。

基礎講座では、各楽器のパートごとに分かれて4小節のフレーズを皆で手分けして創ってもらったのですが、各パートの創作が、その楽器のうまみを醸し出すような面白いフレーズを創ってくれたことに、ちょっとびっくりしつつ、いい意味で私の期待を裏切ってくれたことをひそがに楽しんでおりました。

2日目の成果発表のライブでは、ちょっとドキッとする部分もありましたが、皆それぞれの持ち味を発揮して楽しんで演奏してくれたように思います。お客さんも楽しんで下さったようで、初めてアンコールなどもいただきました。まだまだレパートリーが少ないために、一番最初に演奏したピーター・ガンをもう一度演奏させていただきましたが、これからはもっとレパートリーを増やさなければ…と実感させられる場面でした。

各楽器の講師たちも、生徒の熱気に負けじと、持てるエネルギーを振り絞って頑張って下さいました。皆で一体となって同じ目標に向かって突き進む…そんなことを身体で実感した里山合宿でした。
素晴らしい講師陣がサポートしてくれるという恵まれた環境にも感謝しています。この体験で、これからの指針のようなものが私自身見えてきたことも収穫の一つでした。生徒たちも、この合宿で得たことを、家でゆっくり考えて今後の指針にしてくれたらと願っています。

(BASIC音楽監督:山口紀子)

【演奏曲目】
ピーター・ガン
ザ・プリーチャー
ブルー・ボッサ
聖者の行進
ワン・ノート・サンバ
ピンク・パンサー
マンボ・メドレー(マンボNo5~テキーラ)
セント・トーマス
Enc.ピーター・ガン

里山でジャズ!Basic合宿フォトアルバム

ラ・フォル・ジュルネ金沢2015 ”PLAY BACH”

毎年ゴールデンウィークに県立音楽堂を中心に開催されている「ラ・フォル・ジュルネ金沢」、今年は「パシオン・バロック~バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディ~」と題して県内各地で様々なコンサートが催されました。
私達JAZZ-21は5月1日の夜、県立音楽堂交流ホールで開催されたジャズ・コンサート「PLAY BACH」に出演しました。ゲストに世界的ジャズ・トランペット奏者のエリック・ミヤシロさんをお迎えしての2部構成の第1部への出演でした。

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ピアニストでコンポーザーの佐藤允彦さんにバッハのプレリュード(BWV851)とアリア(BWV988)の2曲をジャズ・アレンジして頂き、エリック・ミヤシロさんに加わっていただき演奏しました。スローナンバーの「Golden Peak’s Archetype(アリア)」ではピッコロ・トランペットで演奏をして下さり、澄んだ高音が会場に響き渡りました。

第2部は石川ジャズオーケストラ”ピラミッド”とエリック・ミヤシロさんのステージ、演奏を終えてほっとしたJAZZ-21のメンバーは客席後方から最後までゆっくりと鑑賞いたしました。

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「JAZZ-21トランペットセクションよりの寄稿」

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今回は、佐藤允彦さんがアレンジしてくださった「Eduction P」と「Golden Peak’s Archetype」をエリック・ミヤシロさんと演奏しました。クラシックの曲をジャズ・オーケストラ用にアレンジした曲を演奏するのは初めてでとても難しかったけれど、良い経験になりました。
エリックさんにお会いしたのは2回目でしたが、一緒に演奏していただいたのは初めてでした。憧れのエリックさんとステージで共演できてものすごく嬉しかったです。
エリックさんのトランペットの音はとても澄んでいてキレイでした。ハイトーンの迫力も凄かったです。いつか私たちもそんな音を出せるようになりたいと思いました。
コンサートの後にピッコロ・トランペットについて教えていただき、吹かせてもいただきました。良い経験になりました。
バッハの曲をJAZZ-21のためにアレンジして下さった佐藤允彦さん、共演して下さったエリック・ミヤシロさん、本当にありがとうございました。

(J-21トランペット・セクション一同)
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演奏曲目
・Hertog Jan
・Secret Love
・The Light Still Lingers
・Eduction P(with Eric Miyashiro)
・Golden Peak’s Archetype(with Eric Miyashiro)
・Jump,Jive An’ Wail

 

ラ・フォル・ジュルネ金沢2015 ”PLAY BACH” フォトアルバム