カテゴリー別アーカイブ: イベント報告
「GIANT STEPSプレコンサート」@駅西イベント広場
金沢まちかど音楽祭2014@近江町いちば館
ジャズざんまいVol.9
JAZZ-21プロジェクト、一年の総決算!「ジャズざんまいVol.9」ゲストにはJAZZ-21特別顧問の「猪俣猛」さん率いる「猪俣猛トリオ」とヴォーカル「FUZUKI」さんをお招きしての開催でした。
天候にも恵まれ、会場には多数のご来場もいただき良いLIVEとなりました。
ONTANOからのステップアップメンバーも加わって二列に並んだサックスセクション
最近恒例!Bye Bye Blackbirdではトランペットセクションはフロントに整列!!!
アンコールまでいただいて、JAZZ-21のステージは終了。
第3部はGuestの皆様のステージ。
大人な演奏をタップリ聴かせていただきました。
そして、フィナーレは”SING SING SING”ドラマー3人のソロ合戦?が圧巻でした。
終演後、お客様をお見送りし終えてJAZZ-21の皆!お疲れ様でした!
今年度の卒業生3名よりそれぞれ寄稿いただきましたので以下に掲載します。
今年で九回目になるジャズざんまい。
一年の締めくくりということでメンバーの気合いも十分に入っていました。
今年も猪俣猛先生にゲストとして参加してもらい、年齢を感じさせないパワフルな演奏に圧倒されました。
本番はあっという間に終わり、不思議と割と"緊張しい"の私があまり緊張しませんでした。最後だから今自分に出来る精一杯の演奏をしよう、お世話になった方へ贈る感謝の演奏をしよう、そう思いながら演奏していました。
この四年間はあっという間に過ぎていきました。それだけ濃い四年間を過ごしていたのだと思います。JAZZ-21を通して関わった全ての方々に感謝します。本当にありがとうございました。これから私は新しい環境で活動していくので、Jazz-21で学んだことを生かして頑張っていこうと思います。
(テナーサックス A.W)
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私にとって最後のジャズざんまいでした。
今年は初めて「SING SING SING」で猪俣先生と後輩との3人でソロを回しました。とても新鮮で楽しかったです。
自分にとって最高の舞台でした。
このメンバーで演奏することができ、最後の舞台で素晴らしいステージをつくることができ本当に良かったです。
JAZZ-21は私に音楽の力の凄さを教えてくれました!!!
JAZZ-21を卒業しても音楽は続けていきます!
(ドラムス K.T)
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ジャズざんまいが終わり、今年度も残りわずかだなぁと感じる今日この頃です。
今回のジャズざんまいは、名誉顧問の猪俣猛さんをはじめとする、4名の素晴らしいゲストの方々をお迎えしての開催でした。
ボーカルの”FUZUKI”さんとは「HOW HIGH THE MOON」で共演しました。前に”BIG APPLE”で演奏したときの”マヤ・ハッチ”さんとはまた一味違った演奏をお届けできたのではないかな、と思います。
今回のプログラムのラインナップには新曲も多く、「集大成」のライブでもありましたが、これからもっと飛躍するためのライブでもあったと思います。
猪俣さんは何年たっても変わらずお元気で、”SING SING SING”のドラムソロの格好良さは歳を感じさせないパワフルさがありました。そしてクライマックスに向かう猪俣さんの「ワン!ツー!スリー!フォー!」のかけ声と共に一気に盛り上がる感じなんか、もうたまりませんでした。達成感と共に、みんな一年間頑張ってきたんだなと思いました。
ボーカルのバックをできるようになったのも、ある程度の力量がないとできないことですし、パワフルな猪俣さんに食らいついていくためにも技術をあげなければいけません。そして何よりも体力も必要です。バテずに最後まで走りきるための力がついてきたんじゃないかなと思います。まだまだ発展途上ではありますが、みんなで成長できた一年を締めくくるライブだったんではないかなと思いました。
(アルトサックス N.Y)
金沢ジャズ連盟主催コンサート「JAZZ GATE Vol.4」
新年第一弾は金沢市文化ホールでのコンサートへの出演でした。
全9ステージの大イベントで、ONTANOがオープニング、続いて2番目がJAZZ-21の出番でした。
JAZZ-21のステージでは「SPAIN」の演奏に合わせて「アニージャフラメンカ」の皆さんがフラメンコを踊ってくださいました。
素敵な照明や音響も手伝ってくれて2014年のスタートにふさわしい立派なコンサートになりました。
JAZZ-21のバンド・サブ・リーダーより寄稿いただきましたので以下に掲載します。
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新年第一弾ということもあり、みんな新たな気持ちで本番に望みました。
また今回のコンサートでは、僕達の出番の後に他のバンドの方々の演奏があり、いつもと少し違ったプレッシャーを感じながら演奏することになりました。
今回のコンサートでは、2月23日に開催する僕達の主催コンサート「ジャズざんまい」より一足先に新曲をたくさん演奏しました。
1曲目は「swingtime in the rockies」でした。
オープニングにふさわしい明るい曲で、新年最初の演奏の幕開けです。
2曲目は「emergency stopping only」、1曲目に引き続き新曲です。アフロ・キューバンのリズムでノリの良い曲でした
3曲目はトロンボーンをフィーチャーして「my funny valentine」、ビル・エヴァンスの演奏で有名なこの曲をトロンボーンの音色でお送りしました。
4曲目はクラリネット・フィーチャーで「begin the beguine」、スィング・ジャズのスタンダード・ナンバーです。
5曲目は「doxy」でした。これもジャズのスタンダードと言える曲です。JAZZ-21では珍しい大人数でのソロ回しをしました。
6曲目はアルトサックス・フィーチャーで「speak low」、ラテンのリズムの曲です。これも新曲でした。
7曲目はバリトンサックス・フィーチャーで「prelude to a kiss」、デューク・エリントンの名曲をバリトンの温かい音色で演奏しました。
8曲目は「bye bye blackbird」、最近のトランペット・セクション恒例!前に勢揃いして演奏しました
9曲目の「spain」では、なんとシークレット・ゲストとして「アニージャ・フラメンカ」の皆さんにフラメンコ・ダンスで加わっていただきました。JAZZ-21のソリストたちを囲んでもらったり、ダンス・ソロがあったり、いつもと一味も二味も違うステージになりました。演奏者としてもとっても楽しく演奏させていただきました。
最後はトランペット・フィーチャーで「what a wonderful world」、サッチモことルイ・アームストロングが平和を願い歌った曲です。
そこで会場の皆さんからアンコールを頂きました。
アンコールにはバンドリーダーのアルトサックス・フィーチャーで「america, the beautiful」を演奏し、皆さんからさらにたくさんの拍手をいただきました。
今回のステージでは新年にふさわしく新しく練習した曲をたくさん演奏したり、アニージャ・フラメンカの皆さんと共演させていただいたりと、今までにはなかったことにたくさん挑戦し、今年一年のJAZZ-21を表してるのではないかと感じました。
僕も新しくソロを演奏させていただいたのですが、緊張して普段どうりの演奏ができなかったり、音がずれたり、課題が残る点もいくつかありましたし、バンド全体の演奏でも同じことが言える演奏だったと思います。そういう意味でも、様々な課題を見出だせた、いいコンサートだったのかなと思います。
春には高校3年生の先輩方が引退してしまいます。課題を解消してより良い演奏をできるように頑張りますので、今年もよろしくお願いいたします。
バンド・サブ・リーダー(Y.N)